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25年度_神戸市_地域貢献活動促進イベント企画・運営事業(プロボノ体験インタビュー)

学び&共創チャレンジ入門 in 神戸【実践編】 体験者インタビュー

「学び&共創チャレンジ入門 in 神戸【実践編】」は、企業の一員として、あるいはフリーランスとして働く中で培った専門スキルや経験を活かし、地域課題に取り組むNPOや団体の地域貢献活動や、団体の課題解決に挑むプログラムです。

 

本年度は、各団体が抱える課題の整理や、次なるアクションの可視化に向け、多彩なメンバーによるチームが短期間で集中的に取り組みました。

 

実施後の参加者アンケートでは、「自身の視野が広がり、社会貢献の実感を得られた」「異業種との協働が大きな刺激になった」といった声が寄せられました。また、受け入れ団体側からも「ビジョンが明確になり、明日からの具体的な一歩が見えた」「外部からの真摯な視点が心の支えになった」と、期待を超える高い評価を得ています。

 

立場を超えた「共創」の現場で、参加者は何を感じ、何を得たのか。

 

今回は、実際にプロボノ(※1)として活動したお二人に、現場で感じたことや学んだこと、心境の変化について詳しくお話を伺いました。

 

 

※1:プロボノとは、「公共善のために」を意味するラテン語「Pro Bono Publico」を語源とする言葉で、【社会的・公共的な目的のために、職業上の経験やスキルを活かして取り組む社会貢献活動】を意味します。今回は「課題解決ワークショップ」として、ワークショップを通じて、団体の課題を棚卸し、整理し、課題解決に向けて必要な施策について、じっくり考えるプロボノ活動プログラムを体験いただきました。

 

 

田中 智登勢さん

 

 

今までの仕事や経験が、誰かの役に立つ。

当たり前に続けてきたことが、実は価値として提供できるものだったと気づいた。

 

 

プロボノに関心を持ったきっかけについて教えてください。

 

神戸のボランティアなどの中間支援団体である CS神戸で知りました。ボランティアという言葉からイメージする「手足を動かす支援」とは少し異なる、団体の根っこにある思いや経営、その土台を社会経験のスキルを活かして一緒に考える「プロボノ」という関わり方を知り、とても関心を持ちました。また、普段から地域の活動にたくさんの人が関われば、もっと豊かになるのではないかと思っていて、私自身も普段の暮らしとは違う「外の世界」の空気に触れることは、とても大きな意味があるように思えました。ただ、今回の2日間のワークショップを申し込むまでには少し迷いもありました。

 

迷った理由はなんでしたか?

 

やはり時間の問題ですね。週末は小学生と高校生の子ども3人の予定が多いため、自分の生活の中で時間や心のゆとりを持てるかが不安でした。でも、「自分にとって、良い機会になるかもしれない」と思い、踏み出してみることにしました。

 

ワークショップに参加してみていかがでしたか?

 

私はこれまで、人との関わりを仕事として積み重ねてきましたが、今の自分に何ができるのか、基盤構築や理念・方針を考えることに関して自分が役に立てるのかなという不安がありました。ですが、プロボノ経験者の方に「話を聞くことが大半だから、話が聞けたら大丈夫ですよ」と言っていただき、それならできるかもしれないと思いました。実際に団体の成り立ちや活動を聞くだけでも勉強になりましたし、思いと熱量を持って活動されている代表の姿に、応援したいという気持ちにもなりました。また、メンバーと一緒に議論しながら提案をまとめるという共同作業は、普段の仕事ではなかなか経験できないことで、とても良い時間でした。

 

この経験で得たことはどんなことですか?

 

まず、プロボノワーカーの方や団体の方とつながれたことが大きかったです。通常会社では役割が与えられて、その役割を極めていくことが多いのですが、ワークショップでは異業種のメンバーの3人が集まって、「どうする?」とフラットに話し合いながら進めていくのがとても新鮮でした。皆さん、団体を支援したい、応援したいというベースがあるので、温かく前向きで、気持ちが良かったです。2日間という短い期間でしたが、現地見学やオンラインミーティングを重ねる中で信頼関係も生まれ、「より良いところを目指そう」という一体感も感じることができました。

 

この経験は今後どのように活かせそうですか?

 

今回のワークショップで、これまで当たり前に繰り返してきた誰かとのやり取りが、実は価値として役立てることだったんだと気づけました。また、代表の方の考えを言語化していく中で、ご本人が「腑に落ちた」と感じて心がほぐれた瞬間があり、私も少し“うるっ”とする場面がありました。始めは自分に自信がなかったのですが、人の話を丁寧に受け取り、それを言葉にして伝えるコミュニケーションは自分の強みになり得るのだと、あらためて感じることができました。社会的な役割など関係なく、これからの日々を歩んでいく中でも自信を持ってもいいのだと思えた、とても有意義な時間だったと思います。

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